しかし、実際の検討事項は盛り沢山であり、科学的及び技術的な助言のための補助機関(SBSTA)だけでも、小規模な吸収源CDMのルール策定をはじめとする土地利用、土地利用変化及び林業(LULUCF)に関連する事項の取り決め、「気候変動の影響とそれに対する脆弱性及び適応措置」(適応措置)及び「気候変動に対する緩和措置」(緩和措置)に関する科学的、技術的、社会経済的な側面における情報交換等、様々な議論が行われた。本会議の他にも、SBSTA事務局によって開催されたブラジル提案やIPCC第3次評価報告書を受けて実施された研究内容、適応措置及び緩和措置に関する2つのワークショップ、各国政府・NGO等によって主催されるサイドイベント等が開催された。会合における検討内容の詳細は、弊所ホームページに掲載されている中間速報・後半速報、及び近々掲載予定の参加報告書に譲ることとし、ここでは今回の会合における全体的な印象について主に紹介する。また、サイドイベントについても後半に簡単にまとめる。(SB20に関する情報は、 http://dev.gispri.or.jp/research/unfcccをご参照ください。) 【本会合】 (1)交渉上のポイント
(2) 主要決定事項 1. 小規模吸収源CDM(吸収源SSC)
2. 適応措置・緩和措置
3. LULUCF関連
4. その他
(3) 所感
【サイドイベント】 1. 実施状況
2. 内容概括(主に市場メカニズム関連)
3. 所感
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